Act Traders

どうもこんばんは。

 

アクトトレーダーズ代表の高杉です。

 

今回は円高と円安についてつづろうかなと思います。

 

日本円って本当にかわいそうな通貨なんです。

 

というのも、世界的に危機的な状況になった時に

「有事の円買い」

が行われて勝手に円高になるんです。

 

それはなぜか?

 

日本円=安全資産

 

という考え方が全体に浸透してしまっているためです。

 

 

過去

「日本円キャリートレード」というものが流行りました。

 

これは何かというと

世界的に金利の安い日本円(安全資産)から資金調達をして

金利の高い金融商品(リスク資産)を買うという取引になります。

 

この取引自体には問題はないのですが、問題はこれから…

 

日本円で金融商品を買うという取引は

 

円を売って、金融商品を買う

 

という取引になります。

 

この場合、円安・金融商品高になるのですが

 

戦争や経済不況など

ファンダメンタル的に危機的状況に陥ると

 

世界の投資家は高利回り商品をリスク回避でてばなすことになります。

 

 

これが一斉に行われると

 

金融商品安・円高という形になるのです。

 

というのも、

金融商品を売って、円を買い戻すという取引を行うからです。

 

つまり

世界的になにか危ない状況になると自然と円高の方向に動いてしまうのです。

 

という考え方が広く普及しているため

「有事の円買い」

という状況が発生します。

 

 

しか~し

原因はそれだけではないのです。

 

というのも、日本という国は世界的にみて金利が低い国になりますよね。

今では日銀がとてつもない金融緩和をおこなっているぐらいですから。

 

金利が安い国は安全という風な考えがあるため、安全資産として資産を日本円に逃がすのです。

 

 

また、日本は生粋の債権国

外国にお金を貸しているのです。

 

何かが起こっても日本はつぶれないだろうという考えの下

世界の投資家は日本の円を買うのです。

 

 

ですが、日本にはとてつもない爆弾があります。

 

それは政府債務です。

現在の日本は特別国債の発行がないと国が回らない状態です。

 

そのせいで国民からとてつもない量の借金をしているのです。

 

ともなると、格付け機関は目を付けざるを得なくなります。

その成果日本の格付けは世界で23位

そしてアジアでは中国やシンガポール、韓国よりしたの第5位にいるのです。

 

でも、国債の金利は中国の方が高い。

 

格付け機関が安全としている中国の方が金利が高いのです。

 

 

格付けが間違っているのか?

金利が間違っているのか?

 

それはどちらかわかりませんが

日本が財政破綻をもししたとしたら

日本円は紙くずになる可能性もあります。

 

それは、今の日本円は政府の信頼のもと成り立っているからです。

 

政府の信頼がなくなれば、日本円は価値をなくしてしまいます。

 

そうなると

とてつもなく円安に動くことになります。

 

円安にうごいたら日本の輸出企業にとってはうれしいですが

普段生活している私たちは

物価が高騰し、海外からの輸入品はとてつもなく高くなります。

 

 

今現状の日本では、

本当に財政破綻する可能性あるのか?

債権国である日本が破綻するのか?

自国通貨建ての借金ではないのか?

 

等々の議論がありますが、どうなんでしょうか。

 

 

とりあえず

覚えておいてほしいのは

日本円は“現状”として“安全資産”であること。

 

つまり

世界的な情勢に曇りが見えたら基本的には円高になります。

 

ブレグジットの際や北朝鮮のミサイルの問題の時もそうでした。

 

安全資産は他には“ゴールド”や“スイスフラン”、“国債”などがありますが

この金融資産はかわいそうなほど世界の情勢にかかわってきます。

 

とても悲しい日本円ですが我々は一生かけてつきあっていかなければならないので

その性格はしっかりと把握できるようにしましょう!

 

 

本日はこの辺で!